データセクション株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長執行役員CEO:石原紀彦、東証グロース:3905、以下「当社」)グループは、2026年6月4日付「固定資産(NVIDIA B200を搭載したGPUサーバー)の取得に関するお知らせ」において発表しました通り、最先端AIデータセンターの構築に向け、台湾を本拠とする世界有数の高密度・高性能サーバーメーカーであるASRock Rack Incorporation(本社:台湾台北市、CEO:Wei-shi Sa、以下「ASRock Rack社」)より、NVIDIAの最先端Blackwellアーキテクチャ※1を採用した「NVIDIA B200」搭載GPUサーバー587台(GPU計4,696個)一式を取得し、ASrock Rack社との連携を強化します。

本設備は、当社グループがタイ・バンコク近郊に展開するAIデータセンターへ導入され、世界最高水準の計算環境を必要とする、米国におけるリーディングカンパニーの専用計算基盤として利用される予定です。 同リーディングカンパニーが求める極めて厳格な技術仕様(要求水準)に準拠し、それに適合する最先端の機材として、ASRock Rack社製サーバーの選定および取得にいたりました。
■ 背景と狙い
タイ政府が推進する国家戦略「Thailand 4.0」およびAI国家戦略(第2段階:2024年〜2027年)※3の進展に伴い、東南アジア地域における高度なAI計算資源への需要は爆発的に増加しています。
当社は、2025年12月22日付プレスリリース「タイ・バンコク近郊でのAIデータセンター設立について」でお知らせしました通り、アジア圏における次世代AIインフラの構築を急速に進めてまいりました。今回のASRock Rack社との連携による「NVIDIA製B200搭載サーバー」の大量導入は、この設立計画を具現化し、同データセンターの処理能力を圧倒的な規模へと引き上げるものです。
これにより、グローバル市場で高まる高度なコンピューティングニーズに迅速に応えるとともに、タイにおけるAI社会の実現とデジタル主権(ソブリンAI※2)の確立をインフラ面から強力に支援します。
■ ASRock Rack社との強固なグローバル・パートナーシップ
台湾に本社を置くASRock Rack社は、最先端の熱管理技術や高密度サーバー設計において世界最高水準の知見を誇り、NVIDIAのAIインフラを支える重要なグローバルパートナーです。同社との連携は、当社グループにとって単なる機材調達を超えた、以下の極めて重要な戦略的価値をもたらします。
- 「入手困難な超高性能GPUサーバー」の安定確保
世界的に需要が爆発し、極めて確保が困難となっているNVIDIA製B200搭載サーバーを、ASRock Rack社の強力なサプライチェーンを通じて587台(GPU 4,696個)というハイパースケールで優先的かつ安定的に調達。これにより、機材の納期遅延リスクを最小限に抑え、顧客への迅速なコンピューティングリソースの提供を確実にします。
- 世界最高水準のサーバー設計・技術支援
ASRock Rack社が長年培ってきた高密度実装技術を直接受けることで、B200 GPUの持つ圧倒的なパフォーマンスを極限まで引き出します。さらに、高効率な冷却・熱管理ソリューションを融合させることで、電力効率に優れた次世代の環境配慮型AI計算基盤を構築します。
- グローバル市場における供給体制の証明
世界トップクラスのメーカーであるASRock Rack社との強固な連携は、当社のAIインフラ事業が「グローバルスタンダードの品質と確実な供給体制」を備えていることの証明です。これにより、本件の対象となる米国におけるリーディングカンパニーをはじめとする世界規模のパートナーに対し、極めて高い信頼性を提供します。
■ 今後の展望
当社は、ASRock Rack社をはじめとするグローバルなトップティア・メーカーとの戦略的パートナーシップを核に、日本、オーストラリア、そしてタイを中心とするアジア・パシフィックにおけるAI計算資源の供給拠点としての地位を確固たるものにしてまいります。加速する世界のAIインフラ需要を的確に捉え、グローバル市場での競争優位性を強固にしながら、企業価値の向上をより一層加速してまいります。
なお、本件における計算資源の提供先の詳細につきましては、正式に決定次第、別途速やかにお知らせいたします。
【用語解説】
※1 Blackwellアーキテクチャ: 米NVIDIA社が開発した、生成AIおよびハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)向けの最先端GPUアーキテクチャ(世代)。前世代の「Hopperアーキテクチャ(NVIDIA H100など)」と比較して、AIの学習や推論処理において圧倒的な処理速度の向上と優れた電力効率を実現しており、現在世界中で極めて高い需要を誇っています。
※2 ソブリンAI(Sovereign AI): 国家が自国のデータ、計算資源(データセンター等)、人材を活用して、独自のAIインフラを構築・運用する概念。他国の技術やインフラへの過度な依存を避け、自国の文化、言語、安全保障に最適化されたAIを保有することで、デジタル主権の確立を目指す動きを指します。
※3 AI国家戦略:タイ政府がデジタル経済社会省(MDES)や高等教育・科学・研究・イノベーション省(MHESI)などを中心に策定・推進している、国家全体のAI能力向上を目指す包括的なマスタープラン。現在は第2段階(2024年〜2027年)のイニシアチブが進められており、AIインフラ(データセンターや計算資源)の高度化、専門人材の育成、産業・行政へのAI実装、および倫理・ガバナンスの確立を重点項目として掲げています。タイを東南アジアにおけるAIハブへと押し上げるための最重要国策であり、外資系テック企業の誘致や最先端インフラ投資への強力な支援が行われています。
- 所在地:4F., No.37, Sec.2, Jhongyang S. Rd. Beitou District, Taipei City 11270, Taiwan (R.O.C)
- 代表者:CEO Wei-shi Sa
- 事業内容:クラウド、ハイパースケール、AI向け高密度・高性能サーバーの設計・製造
- 設立年月:2013年1月29日
データセクション株式会社
- 所在地:東京都品川区西五反田一丁目3番8号 五反田PLACE8階
- 代表者:代表取締役社長執行役員CEO 石原 紀彦
- 事業内容:AIインフラ、データサイエンス、システムインテグレーション、マーケティングソリューション
- 設立年月:2000年7月11日
以 上
※記載されている会社名及び商品・サービス名は、各社の登録商標又は商標です。
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